『差額ベッド代』について

差額ベッド代とは

『差額ベッド代』がかかるかかからないかで入院費は大きく変わってきます。通常の医療費は健康保険によりほとんどの方が3割負担となりますが、差額ベッド代は「健康保険対象外の全額自己負担」となってしまいます。

差額ベッド代の特徴
差額ベッド代は健康保険適応外の全額自己負担

差額ベッド代は正確には「差額室料」と言います。基本的に1~4人の部屋に入院した時に発生します。(健康保険適応外の全額自己負担)
差額ベッド代が発生する病室は「特別療養環境室(特別室)」といいます。

特別療養環境室(特別室)とは
・一病室の病床数が4床以下であること。
・病室の面積が一人当たり6.4平方メートル以上であること。
・病床のプライバシーを確保するための設備があること。
・「個人用の私物の収納設備」「個人用の照明」「小机等及び椅子」の設備があること。

差額ベッド代の平均額は1日6000円程度です。(厚生労働省の「主な選定療養に係る報告状況」平成27年7月1日現在)

部屋別にみても大きな負担になってくることがわかります。

部屋別平均差額ベッド代(入院1日あたり)
部屋別平均差額ベッド代 ▼

・1人室 7,828円
・2人室 3,108円
・3人室 2,863円
・4人室 2,414円

大田病院では『差額ベッド代』を頂いておりません(病室は病状によって決めさせて頂いております)。